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健康保険法改正案が審議入り (2023年3月20日)

出産育児一時金の財源を75歳以上の後期高齢者も負担して支給額を増額するとした健康保険法などの改正案が、衆院本会議で審議入りした。法案には後期高齢者の所得に応じた保険料率引上げ等も盛り込まれ、現役世代の負担上昇の抑制を図りつつ、すべての世代について応能負担とすることで、全世代対応型の持続可能な社会保障制度の構築を目指す。


「産後パパ育休」給付金支給水準の引上げを検討 (2023年3月20日)

政府は、産後パパ育休の育児休業給付金の支給水準について、休業前賃金の80%程度(現行67%)への引上げを検討する。休業中の社会保険料の免除と合わせて、一定期間(1カ月)実質的に休業前賃金を100%保障する案となっている。加えて、女性の育休中の支給水準も一定期間引き上げ、実質全額保障期間を設けることも検討する。17日に首相が会見で表明し、3月中にも取りまとめる少子化対策のたたき台に盛り込まれる見通し。


8割弱の労働者派遣事業所で派遣社員に退職金支給 (2023年3月13日)

厚生労働省が2022年度提出分労働者派遣事業報告書から400事業所を抽出し分析したところ、約77%(307カ所)に派遣社員向けの退職金制度があることがわかった。2020年4月の改正労働者派遣法施行後、9割超の派遣事業者で労使協定方式が採用され、退職金制度の普及に弾みがついたとみられる。


1月の実質賃金は大幅下落 (2023年3月13日)

厚生労働省が7日に発表した1月分の毎月勤労統計調査(速報)によると、実質賃金が前年同月比4.1%減となった。10カ月連続で前年を下回り、落込み幅も2014年5月以来の大幅なものとなった。


マイナンバーの利用範囲拡大に向けた関連法案を閣議決定 (2023年3月13日)

政府は7日、行政のデジタルトランスフォーメーションを促進するための13の法律から成る束ね法案を閣議決定した。マイナンバーの利用範囲の拡大、2024年秋の健康保険証とマイナンバーカードの一体化および例外措置としての資格確認書の発行が盛り込まれている。公金受取口座登録法の改正による年金などの給付時の事前通知に対し、一定期間内に不同意の回答がなければ同意したとみなして個人の銀行口座とマイナンバーをひも付ける新たな制度の導入、戸籍法改正による戸籍等の記載事項への「氏名の振り仮名」の追加等も盛り込まれている。


 
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